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子規の句に [短歌]

短歌ではないけれど子規の句に

何とか一斗糸瓜の水も間に合わず

と言うのがある、油の一斗缶を見たことがあるがいったいナニだったのだろう、こんなに喀血しては死んでしまうのではと思うし痰かな。まあ、喘息と言うか風邪と言うか、似た状況にある。

ほとんど思考停止状態になってしまうのが怖ろしい。

寝違いは痛いのだがやや持ち直した [短歌]


プーさんの鼻

プーさんの鼻

  • 作者: 俵 万智
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2005/10/25
  • メディア: 単行本


なんだか過渡期にあるような、アンビハレントな感じを受けるのは私だけだろうか。文語と交互が揺れるように位置している。
子供を生み育てることで、彼女が汚れていくわけでもなく、かといって優等生なままでもなく、揺れている。

自分の短歌をブログにするのは二流以下 [短歌]

と言われるんだが、別にランク付けしてもらいたいわけではないし、私は短歌総合誌を熱心に購読したり歌集を熱心に購入しているわけでないので、自分のことしかかけないというのが本音である。結社誌のことを書いてもいいが、あれを何とかするのは骨が折れる。

だから短歌のことはたまさか、おまけ程度にしか書かない。

学生のとき、短歌は五音と七音でできているのは言葉がそれを要請しているからだろうと大枚はたいて歌謡曲全集を買ってきてその歌詞のことばを全部何音かどうか調べた。調べ方と言うか方針が悪かったのかもともとそんな仮説は誤りだったのか、私の期待したデータは全然出てこなかった。それも新しい、つまり私の知っているような歌ほど音が五と七から乖離していくのだった。それだけでも勉強になったと言えばいえる。大体うたうリズムが変わってきているのだ、言葉だって変わる。

昔のフォークソングは弱拍で始まるフレーズが本当に少ないと思う。

妹更年期に差し掛かる [短歌]

アラフォーと持ち上げられているうちに忍び寄り来る更年期あり

今日父に元気かーと電話をかけたら、父は元気なのだが妹が救急車で運ばれたと言う。驚くまいことか。元気がとりえと書くと他に何にもないみたいだがとにかく元気な子だった。しょっちゅう病気している私とは対照的である。私がよわっちいながらも底値安定みたいな健康状態なのに、妹は救急車である。詳しいことが判るまでの約二時間何も手に付かずトイレに行っておしっこばかりしていた。父が入院してもこれほどショックは受けまい。死んでしまったら別だが。

結局なんともないというか、更年期の走りなんだそうで、父はなんだかもごもごと口をこもらせていた、恥ずかしそうであった。でも、私は更年期どころかそういう生殖器を病気でとってしまい、入院してやってきたのは父と夫であった。私は術後で意識が朦朧としていて話どころでないし、おっさん二人があられもないかっこうをした女の前で何を話したのか、いまとなってはわからない。このとき卵巣がんの危惧まで抱かれていたのだ。

でもとってしまってからの私は月一の苦しみがなくなって、よかったなと言うのが本音だ。

短歌二首 [短歌]

2-1の森さん同じ年頃と思へど総務委員を任さる

仲良しの女性は何とかちゃんと呼ぶたとへ杖にすがる年でも

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